医療法人設立の流れ
医療法人設立までのスケジュール
東京都における医療法人の設立認可申請から登記までのスケジュールは、おおむね以下のようになっています。個人での開業をしていて医療法人化する場合には、開業実績が2年以上あれば一部省略できる手続きもありますが、ひとつひとつ着実にこなしていく必要があります。
(1)医療法人設立認可申請書を提出
医療法人化の中でも、非常に手間と時間がかかるのが認可申請書類の作成です。東京都の医療法人設立の手引きでは、以下の書類が求められております。
これらの書類を提出し、事前審査を受けた上で本申請を行い、医療審議会の審査を経て、設立認可書の交付がなされます。
(東京都 医療法人設立の手引き)
(2)医療法人設立認可後の手続き
医療法人の設立認可書を受領したら、医療法人の設立登記を行います。設立登記が完了したら、設立した日から一定の期間内に、官公署に各種届出等をする必要があります。個人での開業をしており医療法人化した場合には、個人の病院、診療所の廃院手続きと、医療法人としての新規開設の手続きをとる必要があります。